最初のきっかけは、名古屋にある南山小学校受験でとても実績の高い有名スクールの校長先生との出会いでした。三重県の幼稚園教諭を退職してからは、校長先生のスクールで教師をさせていただき、小学校受験をするお子様を情熱をもってサポートさせていただきました。
それまで私は小学校受験に対して少し偏見をもっておりました。小学校受験とは、遊びが学びのすべてである幼児期に詰め込むように教育しても大丈夫なのかと。
でも、そちらのスクールはまったく違っておりました。とても温かい!
私が幼稚園教諭として大事にしてきた子どもに対する信念が生かされるレッスンで、子どもたちが自然に子どもらしく元気に育っていくのです。先生方も、「教育は愛情」ということを合言葉に、とにかく、子どもたちが生かさるように第一に考え、受験をゴールとしてするのではなく、子どもたちの長い将来が幸せなものであるように考えておられました。
合格するために学ぶのではなく、お子様にとって幼児期の今本当に必要とされる教育をし、そうして本当の知力を身に着け成長したお子様は、南山小学校が求めているお子様と相重なるものとなる・・・そういう理想の教育でした。
お受験する、しないにかかわらず、一人でも多くのお子様がこうした理想の教育を受けることができたら素晴らしいな、いつか実現したい夢と考えるようになりました。
そこで、自分の出産、育児期間にチャイルドセラピスト、ベビーセラピストを取得するために専門学校に通い、素晴らしいセラピスト仲間に出会えたことが、夢実現の第一歩になりました。
いつか2人の子どもたちが大きくなったら開校しようと思い、自宅をリフォームする時に、教室だけ作りました。机、椅子、家具、教材、全て無垢材を使用し、お子様がほっとできるような教室をと、環境作りにとてもこだわって作りました。
そして、長女が幼稚園入園。そこでまた素晴らしい出会いが(^^)。
娘のお友達のお母さま方です。
「子どもの教育にぜひ、力を貸してほしい。あなただからこそお願いしたい」
「南山小学校受験を考えているけれど、あなたのもとで学ばせてほしい」
「ぜひ、開校を!」と背中を押していただいたのです。
今は亡き私の尊敬する幼稚園教諭時代の上司、大澤校長先生からも「あなたはやるべきよ。一人でも多くの子どもがあなたと過ごしてほしい。必ず大丈夫と太鼓判を押すわよ。」とエールをいただいたのは、自信をいただけました。
当時、下の娘が1歳でしたが、皆さまからレッスン中、娘も同席させてもらう許可を得たので晴れて開校となりました。下の娘がとてもお利口さんにしてくれていたので、レッスンが成り立ち良かったです。
クラスの半分のお子様が受験をし、半分のお子様が受験をしませんでした。
みんな、同じように学び、ストレスなく、生き生きと学ぶことができました。
心の礎クラス受験生は全員、南山小学校に合格することができ、私がにじのもりで大事にしてきたことが正しかったと証明された気持ちでした。
絵画クラスについては「自分を表現することに楽しみや喜びを持てるように」という思いで作りました。私は教育については専門だと自負していますが、絵画については専門ではありません。幼いころから絵は大好きでしたが、本格的に油絵、デッサンなどを学んだのは大学生になってからです。
そんな私ですが、塾講講師をしていたときに、画家先生の有名画塾で、子ども教室を任されました。ステキなお子様とお母さまとの出会いがあり、絵を通して子どもにかかわることのできるすばらしさを経験させていただきました。
子どもは、アートを通してなら自分の気持ちをとても素直に表現できます。2時間じっくり好きなように絵を描いたり、時には造形をしながら、子どもたちのどんな気持ちにも共感して、子どもたちが生きている喜びにつながるといいなあ、と思ってレッスンをしています。
みんな学校での嬉しかったこと、嫌だったことなどお話してくれるのです。
私と一緒に過ごす中で、嬉しい気持ちがより膨らんで、嫌だった気持ちが少なくなってくれたらいいなあ、と思っています。
どの子もみんな輝きをもっていて、ダイヤの原石であると確信しています。
にじのもりに来たら、必ず、先生はわかってくれる、そんな安心できる場所であり続けたいと思っています。
今の私はたくさんのステキな人と出会えたことで存在できていると感謝しています。
子どもたちにとって私との出会いが何か一つでも幸せにつながることができるようにと心から願い、大事に大事にかかわらせていただきます。
こうして、2014年4月 子どもへのまなざし にじのもり は開校し、現在に至っております。
9期生以降の新年中クラスについて
入校説明会を開きますので、その後、入会申込書を提出していただき、入校の決定となります。そのため、まだ確定ではありません。すでに満員になっているクラスでも、ご入会いただける場合があります。お問い合わせくださいませ。
入会金 | 10,000円 |
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お月謝 | 年中クラス 11,000円 年長クラス 21,500円 |
お月謝 | 年中クラス 11,000円 年長クラス 21,500円 |
私はお子様のありのままをいっぱいいっぱい受け止めたいと思っています。
元気な子、おとなしい子、落ち着きのない子、優しい子、わがままな子と、どのような子か決めつけるように言ってしまうことが多いですが、一言で言えるものではないのです。子どもって、その日その日でいろいろな気持ちをもち、いろいろなお顔を見せるのですから(^^)
子どもなんですもの。それが当然です。
そして、自分の心が感じているものをそのまま行動に表すことができるのが子どもです。
大人言うことを聞かない、困った子と思われる子がいたとしたら、その子の心の中をわかってあげたいと思います。
親以外の大人からわかってもらえることは、すごく子どもたちの中に大きなよい影響をもたらすのです。
だから、教師という存在は本当に子どもにとって大きな大切な存在だと思っています。
「にじのもり」は自分をわかってもらえるところ、自分を出せるところ、癒されるところ、元気がでるところ、親子でそうなれる場所であり続けたいです。
このクラスは本当の知力を身に着けることを目的にしています。
本当の知力を身に着けるとは、「強く生き抜き、豊かに暮らす知恵をつけること」だと思っています。
本当の知力を身に着けていくお子様を、お母さまも誇りに思い、子育てをより楽しんでもらいたいという目的です。
園や学校で怒られてばかりだという子も、必ずその子にしかない良いものがあるのですから大丈夫なのです。
佐々木正美先生のお言葉を私の信条として、お子様とかかわります。
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「子どものというのは球根のようなものです。どんな花が咲くかわからないけれど、きっと美しい花が咲く。信じて、辛抱強く見守っていける大人が必要。」
友達との競争に勝つためではなく、自分に負けない心を育てます。
これまでたくさんの子どもたちの学びに携わってきた結果、わかったのは子どもの「あと伸び」を左右するカギは、「進んで学びに向かう姿勢」にあることです。その姿勢が芽を出し始める幼児期は学びの「質」とても重要です。
子どもが主体となって、「なぜ?」「どうして?」が生まれる学び。速さや正確さよりも挑戦意欲や、その子なりの発見が大切にされる学び。そうした学びの積み重ねによる自信こそが、自ら学ぶ姿勢=あと伸び力につながるのです。
「実体験」と「テキスト学習」の中に、自信、挑戦、発見、創造、対話を盛り込んだ幼児教育です。
こうしたにじのもりの学びは小学校受験で必要とされるものばかりです。
先生と子どもが一緒になって汗を流したり、喜んだりして、さまざまな課題にトライしていきます。
出来ないからと言って叱ることはありません。
「何回でも教えてあげるから出来るようになろうね。できるようになると嬉しいよ」と、トライすること、達成する喜びを感じてもらうことに心を砕いております。
にじのもりのお子様はどんなことにも、にこにこと笑って挑戦し乗り越えています。
◎自信「できた!」を実感しながら学びの基礎を
「自分の力でできた」「自分でできると楽しい」「楽しいからどんどんできる」
そんな体験を繰り返すことで、子どもは自信をもてるようになります。
自信あれば、初めてのことでも、やってみよう、乗り越えてみようとする大きな力が生まれます。
←自分の自信は、やがて、自分たちの自信というものにつながっていきます。
友達と「何の職業のゼスチャーをひろうするか」という相談をしています。
自分の意見をいうこと、人の意見を聞くこと、どれにするかみんなで話し合って、みんなが納得して決めています。
大工さんの職業ゼスチャーに決めて、みんなで披露しているところです。→
どの子も堂々とはつらつと行っております。
◎挑戦 幅広い内容の体験をバランスよく網羅
幼児期に出会わせたい課題を「ことば」「自然環境」「数・形・論理」「生活・自立」「表現・身体活動」と5つに設定しています。
テキストや実体験を通して、トライしていきます。
←年長三学期「詩」の学び
実際にデコポンを食べて、見て触って、思ったことを詩に描きました。
みなさん、素晴らしい感性です。
※2段目右から2枚目のみ3歳の子が一緒にこのレッスンに参加したときのものです。
◎発見「実際にやってみる」五感を豊富に使う
濃度の実験をしています。→
影のでき方、磁力、光の反射などいつも自分で予想をたてる、実験をする、結果を考察する、という順序を経ています。
自分で考え、手を動かして得られた発見…これほどわくわくすることはありません。そうした体験はしみこむようにして心に刻まれ、やがて確かな知識になるともに、新たな発見へと向かいます。
◎創造 暮らしに身近な素材で創意工夫
豊かな発想力、思考力を育てるには、用途のきまった工作セット与えるよりも、身近にある素材で工夫して遊んだ経験もつことのほうが効果的です。
「与えられたものをこなすだけ」の受け身の姿勢ではなく、何が必要かを自分で考え、創り出していく創造の力は幼いころからの積み重ねによって身につくものです。
←木片を使って車を作っています。
ロウィンパーティの仮装衣装は自分でイメージし、ナイロン素材を自分で切ったり貼ったりして作りました。→
ネイティブの先生をお呼びして、英語や世界に興味関心を持ちました。
←レポート
どのようなレッスンを行ったのか、詳しくお知らせいたします。
お子様の成長の様子をお伝えしたく、一人ひとりに直筆でコメントを記入いたします。
※ただ今全てのクラスが満員で大変ご迷惑をおかけしております。
受付は随時しております。お席が出来ましたらこちらから、ご連絡させていただきます。
19名お待ち頂いており、本当にご迷惑をおかけしております。
ご案内出来るまでに、2年ほどかかってしまいそうです。申し訳ないです。
現在、年少さんから、中学3年生まで一緒に絵画を楽しんでおります。
自由に楽しく、自分の描きたいものを、描きたいように描いています。
自由に描く・・・それは本当はとても難しいことなのです。教えられた通りに、言われた通りに描くことならできるけど、自由に描くためにはたくさんの力が必要となります。自分でよく考える力、感じる力、表す力、全てが必要です。
そんな力をつけて、自由に絵を描くことが出来たら、本当に楽しいものです。
「絵に正解はない」ということを、にじのもりの子どもたちはよく知っています。だから、安心して自分の思いを表現しています。どのような作品でも、先生が思いに寄り添って共感してくれる、だから、嬉しい、楽しい、という気持ちにつながっているのです。
子どもたちが描き方に困った時、求めてきたときだけ、先生は助言します。
先生は描き方を教えていないのに、子どもたちはそれぞれの個性を輝かせながらすごく上達していく力をもっているのだと実感させられます。
毎年、名古屋市博物館で にじのもり展覧会を開催いたします。
多くの皆さまに個性豊かな作品を見て、子どもが自分の力で描き上げたパワーを感じていただきたいと思います。
定期的に造形を楽しむことも取り入れています。砂絵、マーブリング、箱庭つくり、コラージュボックス、粘土造形など。
失敗してもかまわないから、何度でもやり直せる力を持つことは自己の克服や成功につながります。
普通、人は、失敗は許されない、ノーミスが理想と考え、失敗したらもう終わりだと思ってしまうことが多いそうです。でも、アート経験者は最初からうまくできるはずがない、失敗してもやり直せばいいと考えるそうです。これは大事な力です。
大丈夫、大丈夫と子どもたちを見守ります。
2人組になって、順番に皆の前でプレゼンをしました。
花瓶にお庭の咲いている花を自由に切って活け、そのあと、それを写生しました。
バッタの乗り物は牧野氏の作品です。
バッタの乗り物は牧野氏の作品です。
幼稚園教諭一種・保育士・チャイルドセラピスト・ベビーセラピスト
大学卒業後、三重県の公立幼稚園正規教師を天職と信じ、10年務める。その後、名古屋の絵画教室や、有名幼児教室で教師を務める。その後、お子様をより理解し、より可能性を伸ばせるためのセラピスト資格を取得。
豊富な教育経験を生かし、自分の理想とする本物の教育が出来る教室を作りたいと考える。娘の友達のお母さま方から熱心に「子どもの教育に力を貸してほしい、教室を開校してほしい」とのお声をいただき、「子どもへのまなざしにじのもりを開校。
どのようなまなざしをむけるかで、子どもはかわる。私の教育の礎は、ありのままの姿を受け入れ、「どの子も必ず美しい花が咲く」と子どもを信じ続けることです。
児童精神科医の佐々木正美先生著「子どもへのまなざし」からの教えをとても大切にしております。
どの子も必ずいいところがあるのです。いいところがない子どもなんていないのです。
それを私たち周りの大人が見つけてあげること、見つけようと努力してかかわることが一番大切だと思っています。
もし、「子どもが全然いうことを聞いてくれない」と言う親や教師がいたら、それは、親や教師がまだその子を受け入れて認めることが足りていないのだと思います。何も、子どもたちの気持ちが満足することをしてあげられていないのです。
子どもは、自分の気持ちをわかってくれる人の言うことは本当によく聞いてくれます。
自分のことをよくわかってくれる大人にはその気持ちに応えたいという心が生まれるからです。大人が子どもを信じるから、子どもも大人を信じてくれる。そうやって信頼関係が生まれて大人も子ども成長しあうことが出来ると思うのです。
私が幼稚園やにじのもりで担任させてもらっていたとき、そのようにして信頼関係は築くということを、実際に経験しています。子どもたちは、先生大好きと言ってくれて、本当に先生に優しく、言うことを聞いてくれました。
先生が怖いから、怒られるのが嫌だからいうことを聞くのではないのです。そんなものは、怖くない先生の前ではたちまちいうことを聞けない子に戻ってしまいます。
自分を信じてもらえた子は、信じてくれた人に愛を感じます。そして、自分で正しい行いを考え行動できるようになっていくのです。
「自分を信じてもらう、相手を信じる」
この経験は子ども時代に本当に大切だと思います。
存在するすべての子どもが、世界の宝物なのです。どの子も愛されるべきです。
私たち大人は、子どもたちを大事に大事にしなくてはいけないと、本当にそう思います。
所在地 | 〒467-0065 |
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電話 | 090-5108-1869 |
kodomo_nijinomori@yahoo.co.jp | |
レッスン中はお電話の対応がいたしかねます。 E-mailでのお問合せをおすすめいたします。 |
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